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NHK出版:柳田国男 遠野物語 (NHK「100分 de 名著」ブックス)/石井正己

NHK「100分de名著」ブックス 柳田国男 遠野物語

▼ 民話の里・遠野 ▼

彼が選んだ文語体は、言文一致の口語体が主流になりつつあった当時の文壇からすれば、もはや流行遅れともいえる古めかしい雅文調でした。 * 例えば「○○があった」と過去のことをいうときに、文語では助動詞「き」「けり」を使って意味を書き分けることができます。「ありき」なら自分で本当にそれを見たということ、「ありけり」なら、自分で見たわけではないけれどそういうふうに伝えていたということです。また完了の「つ」「ぬ」や存続の「たり」「り」などの助動詞も使って、さらに精妙に書き分けることができます。そうした文語のもつ濃やかな力が、『遠野物語』には非常によく表れています。

▼ P.185 ~ P.186 ▼



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プロフィール

雪男

Author:雪男
Unidentified Mysterious Animal協会東京支部に所属するルポライター。記憶の一部を喪失し、「Eコース」の診療を受けつけてくれる精神クリニックを探している。

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